魔法使いを目指して7<メイポ小説>
2005年 12月 17日
クラルはツルやはしごの歩きにくい道をどんどん上っていった。
途中で上っていたツルが切れて落ちたこともあったが、それでもクラルはめげずに上り続けた。
上っていくことに周りの民家は徐々に少なくなってきて、下を見下ろせば地面が植物や民家で見えなかった、植物の間から届いてくる木漏れ日はあるものの、その光景は『緑色の奈落』とでもいえる。
そして霧のようなものが架かり、息苦しいぐらいの高さまできたとき、大きな一つの建物が見えた。
出ていた看板に書かれた文字には「魔法図書館」と書いてあった。
…ここだ…さっきの人の話が本当なら、ここに行けばクンさんのクエストがおわる…それに、魔法使いにも、もうすぐなれる…!
途中で上っていたツルが切れて落ちたこともあったが、それでもクラルはめげずに上り続けた。
上っていくことに周りの民家は徐々に少なくなってきて、下を見下ろせば地面が植物や民家で見えなかった、植物の間から届いてくる木漏れ日はあるものの、その光景は『緑色の奈落』とでもいえる。
そして霧のようなものが架かり、息苦しいぐらいの高さまできたとき、大きな一つの建物が見えた。
出ていた看板に書かれた文字には「魔法図書館」と書いてあった。
―家は知らないけど、ハインズ様なら、この町の一番上にある図書館にいるわ―
…ここだ…さっきの人の話が本当なら、ここに行けばクンさんのクエストがおわる…それに、魔法使いにも、もうすぐなれる…!
by mar_cancion
| 2005-12-17 09:57
| 別作