アクロとスクルとしーちゃんが綴る、波乱万丈毎日がドタバタなMapleStoryの物語。


by mar_cancion

黒い影

「あれが標的か…確か俺より力が強かったはずだ。」
視線の主は標的はどちらも魔法使い、恐らく一本縄では行かないはずだ、何か策を練らないと実行したときに返り討にあうという可能性も考慮して慎重に考えた。
そして、あるものが視界に入ったのだった。

「よし…あれは使えるな」
何か良い策が浮かんだのか、男は目を細めて怪しげに微笑んだ。




一方待ちぼうけをしているスクルはというと、オレンジを片手に狩場にいるスルラで魔法の練習をしていた。
スクルも一応高等魔法使いというのになんと魔法が苦手だという。さっきのドアも何とか出せたものだったようだ。
「うう~…サクラちゃんに何言われてもすぐ出せれるようにせなな~…っと」
そういいつつまたキラキラ光る石”魔法石”を出してなにやら呪文を唱える。標的はスルラ。
そして大きく手を振りかざし仕上げの呪文を唱えた
「モンスターよ、デンデンに変われ!”ドゥーム”!」
しかし何も起こらず、魔法石と大きく叫んだ声だけがむなしく消えていった。
また失敗かぁ…とがっくり肩を落としていると急に雲行きが怪しくなってきた。ヘネシスはめったに天候が悪くならない地方としても有名な場所。スクルは珍しいなと思いつつふとアクロのことが心配になった。
「サクラちゃん…だいじょうぶかなぁ」と、空を見上げ何気なくつぶやいたのだった

水の悪夢
[PR]
# by mar_cancion | 2006-04-03 12:42 | スクルファー
「…俺だ、シオンだ」

ヘネシスの一環。
湿気も多く日も当たらない、建物の陰。
そこに、鋭い目つきの男――シオンはいた。
壁に体を預け、座り込んで通信機で誰かと話しているらしい。

…あ?シオン、こんな時に通信すんなっつーの

「こんな時だからこそだ、バジル。…ヘネシスにて、標的を確認した」

…なら自分でテメーでテメーで実行しろや

「…なっ!?お前…」

…俺ぁ今暇という時間を楽しんでるんだ。忙しい

「結局暇なんじゃねーか…」

…まぁ、後は自分でやれや

「あ、コラッ」
通信は一方的に切られ、シオンは途方に暮れた
「どうしろってんだ…」
そういって自分も通信機を切ると、ため息を吐く。
「…とりあえず…遂行するか…1人で…」
そうぽつりと呟くと、シオンは重い腰を上げて、消えたのだった。

アクロさんの様子を見る
[PR]
# by mar_cancion | 2006-04-02 15:08 | アクローチェ

平穏な日々

 ここはのどかな風景が広がる平和な村、ヘネシス

 ヘネシスは田舎ながらも商店や公園などがあり、特にお昼時を過ぎた今の時間はいつもより沢山の人々で賑わっていた。

 そんな中、大きな茶色い紙袋を抱えた茶髪のみつあみの少女は慌ただしそうに人の流れのなかを一人違うスピードで駆けていった。紙袋の中身はリンゴやオレンジ、レモンなどの果物が今にも飛び落ちそうなくらいたくさん入っていて、それを落ちないように左手で押さえて尚も駆けていく。
 頭には赤色の星のマークの頭巾をかぶり、背には黄色いモップ。それに対して活発そうな褐色の肌と、翡翠を思わせるような緑の目は見ようによってはまるでアンバランスな異国人に見えた。
そうこうしているうちに、村の外れにある移動用ポータルにたどり着き上にのってワープをする、どうやらヘネシスの狩場にむかっているらしい。
f0001552_13263956.jpg


 着いた先はやはり狩場で、着いたとたん少女はキョロキョロを辺りを見渡した、何かをさがしているのだろうか?
 暫くして探し物がみつかったのか、また走り出し、そこで狩りをしていた一人の赤髪の少女に飛びついた。

続き
[PR]
# by mar_cancion | 2006-03-30 20:55 | スクルファー

FristStory Edelweiss

1人の女が、夜の町を走っていた。
酷く焦った様子で、路地裏に逃げ込み
建物に背を張り付けると、辺りを見渡す。
そして、やっと安堵したかのように息を吐き出した。が、

「ここにいたのか」

女が、油がきれたギアの如く振り返る。
女に声をかけた人物は、建物の上に立っていた。
冷たい無慈悲な目つきで女を見下ろしている―

「大人しく教えれば、見逃してやる」
「だから、あたしは、本当に何も知らないんだって!」

男の表情が、一瞬動いた。

「…何?」
「知らないの!アンタが言う…その2人の女の…名前だって、情報だって持ってないの!」

早口で言った彼女を、じっと見て

「…そうか」
「見逃してくれるの!?」
「そう思うか?」

一瞬安堵の笑みを浮かべた女に向かって、冷たく言い放つと
目にも留まらぬ早さで飛びあがった。

「…え?」

顔がひきつっている女の背後で、<ピチャッ>と水音がしたかと思うと



――路地裏に、悲鳴が響き渡った。
[PR]
# by mar_cancion | 2006-03-27 23:41 | アクローチェ

序章(?) by sclfa

――これはとある場所での物語――

 いつの時代のものかは定かではないが、まだ「モンスター」と呼ばれる生き物がいた時代だった。村は栄えると同時に人々の食べ物を狙ってモンスターが村を襲うこともあった。 

 人々の中にはそのモンスターと戦う者もいた、『名誉』『報酬金』『修練』…その目的は違えど彼らは果敢に戦った。

ある者は、自慢の体力や力で大刀を振り回し敵を切り刻む。
 ある者は、学んできた知識を使い、科学とも言えぬ摩訶不思議な術で敵を焼き尽くし。
 ある者は、その目の良さや器用さから弓を使い、遠くながらもはずすことなく敵を射止め。
 またある者は、持ち前の俊敏さを利用し敵に反撃する間もなく仕留めた。

 彼らはいかなる力の敵も、互いに協力しあうことによってどんな強力なモンスターからも村人から守った。
 そして、いつしか知識のある者がモンスターの住む場所と人々の住む場所を、『ポータル』という移動用魔方陣で区切ってからは村を襲うモンスターはめっきり減ったのである。

 しかし、村の外におもむきモンスターと戦い己の力を磨く若者も少なくはなかった。
 『金』『名誉』『力』…人々の欲望はとどまるところを知らなかった。

 その中で培ってきた『力』や『金』で悪事を働く者も出てきた。人がモンスターを使い人を殺すという事件も増えてきている。
 また逆にそのモンスターを倒し『名誉』を手に入れようとするものもいた。

――これはそんな乱れた世に生まれた少年・少女のお話――
[PR]
# by mar_cancion | 2006-03-23 01:56 | スクルファー
f0001552_16165387.gif
シオン(リョウ) 17歳 162cm アサシン

冷酷無慈悲残忍な暗殺者であり、
『キニーネ』からの刺客。
口が悪い相棒に頭を悩ませる。

好き:辛い物全般
嫌い:苦いもの全般
苦手:なんか無駄に明るい奴
特技:体術
能力:水を自由自在に操る



f0001552_2034437.gif
ギル(本名バジル) 18歳 191cm プリースト

喧嘩上等。
口調もかなり悪く、相棒にも暴言を吐くこともしばしば。
シオンと同じくかなり冷酷だが、
心の奥底ではまた違う感情があるらしい。
ちなみに本人曰く
『女子供は殺す気にならん』との事。

好き:?
嫌い:なし
苦手:同じく一切なし
特技:?
能力:魔界から変態を召還



f0001552_16162678.gif
ツヴェール 18歳 179cm ハーミット

普段はバカ。大バカ。
何を考えているか全く予想できない。
でもいざという時にはここぞとばかりに力を発揮する。
悪知恵も冴えている(爆
先の先まで読んで行動
自分より仲間が傷つくのが嫌という、仲間思いの心の持ち主。

好き:中華料理全般
嫌い:蜘蛛
苦手:蜘蛛
特技:どこでも寝れる
能力:あらゆる液体(空気中の水分も)手裏剣に変換可能


あらすじ

悪の親玉ツヴェールは、部下のしーちゃんを庇って
アクローチェがこぼした2000℃(推定)の熱々のお茶に倒れるのだった。(大嘘
[PR]
# by mar_cancion | 2006-03-21 15:47 | キャラ設定

キャラクター

キャラ紹介


アクローチェ

い・ん・ら・ん火毒メイジ。
素顔を見せたがらない恥かしがり屋。
基本的に面倒見がよく、子供の扱い、世話などが上手い。
ただ、時折豪快で、大雑把な面も見せるが
その裏には、ひっそりと、でも大きな優しさが隠れている(らしい)
そして怒るととても怖い。鬼神のごとく、魔王のごとく、閻魔様のごとく。滅多に怒らないが。

極度の人見知りで、知らない人に声をかけられるとフリーズ。
でもなれた人にはごろごろ甘える。
意外と美人で、胸もでk(略
本人は小さいと思っているらしく、悩みの種となっている。
愛情表現は『ぎゅう』(抱)『ちゅ』(口接)など。

運動能力はかなり上だが、泳げない。
頭がいいかどうかは定かではない。


好物:オレンジ
嫌物:なまぐさい匂い、ゴキブリ
趣味:近所の猫に餌をやること、読書+昼寝
悩み:しょっちゅう行方不明になる妹、ちっちゃい胸(と思っている)、なかなか伸びない背
苦手:知らない人、泳ぐこと
備考:恋人、ルークと同居中
[PR]
# by mar_cancion | 2006-03-20 23:11 | キャラ設定

キャラ紹介

キャラ紹介f0001552_2313033.jpg


・名前:スクルファー  (通称スクル)
・性別:女
・年齢:18
・職業:魔法使い(一応はプリーストらしい)
・メイポに関しての知識は薄い
・計算が苦手で知恵熱を発する
・三つ編みの気の強い女子、突っ込みが得意だが周りから天然といわれ気にしていたりする
・関西弁でしゃべる
・子供の頃は自分を男だと思っていた。そのため木登りや虫取りもできる(ただしゴキはダメ)
・ヘネシスの狩場でだけDKを嫌う


好物:たこ焼き(ただし、魔法使いには必要とされない点で悩んでいる)

嫌物:スルメ(名前が似ているのも一因だが、なかなか噛み切れないのが主な理由)

趣味:魔方陣らしきものを地面に書いてみること

悩み:体系(目以外の部分が大きいのが悩み。目は対照的に細い)、所持金

苦手:褒められること(めったに褒められたことがないのでどう対処すればいいか分からない)

備考:自称腐女子、だがなかなか信じてもらえない
[PR]
# by mar_cancion | 2006-03-19 23:14 | キャラ設定
 「さっき手を当てたときになにかかんじなかったかの?」
 へんじゃのう…といった感じでご自慢の白いひげをいじりながら首をかしげるハインズ。それを見たクラルは慌てて訂正する。
 「確かに感じましたが・・・あれが?」
 突然のことで何と言えばいいのか分からなくなったクラルは途切れつつも辛うじて言葉を繋げる。それをきいて納得したのか、ハインズはかしげた首を元に戻す。
 「でも…どうやったら使えるんですか?まったく想像もつかないんですが…」
 無理もなかった、クラルは魔法には憧れていたものの、知識は持ち合わせてなかったのだ
 すると、ハインズは本棚から一冊の灰色の本を取り出す。
 「これに、今お嬢さんが使えるスキルの説明が書いてある、とりあえず、いま一つ技を覚えようか」
 息を呑んで本を見つめるとそこには6つの魔法がかかれてあった。
[PR]
# by mar_cancion | 2006-03-15 22:44 | 別作

―エリニア北側フィールド―

 クラルはハインズにいわれたとおり、北側フィールドに来ていた。
 「…うわぁ、モンスターってこんなにもいるものなの?」
 クラルがこんな疑問を持つのも無理はなかった、ポータルをでた先には緑の透明なモンスターがうようよとしていたのだ。
 
 これがスルラ…これを10匹…?

 ハインズにいわれたことを思い出し、モンスターを倒すのに気が引けたが、とりあえず一匹はぐれたスルラに取り掛かった。
 「ごめんねスルラ君!」
 果たしていままでモンスターに誤りながら挑んだものが居たのだろうか…とりあえず、持っていた剣でスルラを切りつけた。
 だが、スルラはとても体が柔らかく、あまりきれなかった。感覚的には柔らかい鶏肉を皮付きで切っているようで、なかなか切れない。
 そのおかげか、クラルは躍起になって切ろうと、罪悪感を捨て去ることができた。もちろん、スルラも生きているので抵抗し、両者傷だらけになっている。
 ようやく一匹倒せたと、ほっとしているクラルだったが、あと9匹も倒さなければいけないことを思い出し、薬を飲んでからまたスルラ相手に立ち向かった。
 f0001552_2212828.jpg
 そうしてやっと10匹を倒して、気づけばクラルがこの町にたどり着いた頃の空とは違い、変わり果てた赤い空になっていた。


クラルが再び魔法図書館にたどり着いた頃、足元で町明かりが赤々と輝いて昼とは違った神秘的な雰囲気でいっぱいだった。
 クラルは古びた扉を開けて中にはいると。ハインズ様が「意外と早かったのう」と一言。その言葉一つでクラルの疲れも大分癒えた気がした。
 「ハインズ様。ちゃんといわれたとおりスルラ10匹倒してきました!」
 そう告げると、ハインズはふむ…と、うなずいて昼間の時同様にクラルの額に手をあてる。やはりまだ緊張するのか、これから魔法使いになれるかどうかが決まるということで緊張しているのか定かではないが、クラルは少し震えていた。
 でも、何か希望がみなぎるような感覚がクラルにはしていた。
 
 すると、手が額から離れ、少し間をおいてからハインズが口を開いた。

 「良く頑張ったようじゃな、経験も大分つめたようじゃし」
 クラルの表情は明るくなって、同時に手を握り締め次の言葉を息を呑むように待った。
 そして少しの間をおいて、そのときが来た。

 「…よし、お嬢さんは今から正式に『魔法使い』だ、このハインズが認めた…な。」
 「やったぁ!!ハインズ様、ありがとうございます!」そういって、クラルは両手を挙げて飛び跳ねた。
 認めたハインズ自身も嬉しくなるような喜びようではしゃぐクラル。だが一つ疑問に思ったことがあった。
 「…あの。私っていつから魔法使えるんですか?」
 おお。そうじゃった。といわんばかりでハインズは説明する。
 「実は、もう使えるんじゃよ。」

 ハインズの意外な一言にクラルは言葉をうしなった。

 「ええええええ!?」
 
[PR]
# by mar_cancion | 2006-01-27 19:51 | 別作