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アクロとスクルとしーちゃんが綴る、波乱万丈毎日がドタバタなMapleStoryの物語。


by mar_cancion

霧と銭方ツヴェール

最近わすれられてますが、またスクルがUPします。( ̄▽ ̄;)
なんかだんだん個人の小説化してますが、完結させないと、メイポが3次までだった時代がどんどん古くなってきた・・・(汗)



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 ツヴェ・ミケvsアクロ編
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すっかり、コンビ化してしまったミケ&ツヴェ。
そして、突っ込みを一緒に受けたツヴェの影と冷ややかに見ているミケの分身。


 
▼アクロは半分置いてけぼりを食らっていた!
  アクロに10の精神的ダメージ!



ちょっと可哀想だから、あんま無視してやるなよご両人&etc達。
そして、今の間に攻撃しちゃいましょうよ、アクロさん(BY作者)


「と…とにかく、
 ツッコミはおいといて…いくぞ!ミケっ!」

『アンタのせいでとんだ時間のロスしたじゃない!』

「しるか!…ってかオレのせいかソレ!?」

『行くよ…っ!アクロ…!』

「無視された!!」


一方アクロはと言うと、すっかり冷静さを取り戻してた。
「アタシはお遊びしている暇はナイ…ソコをどいて…!」

アクロはそういって、魔法を使い始めた。

「βάτραχος δηλητήριων ―― πριν από να εμφανιστεί τώρα εδώ…召還。」


目の前に緑色の円形魔方陣が浮かび上がったかと思うと、1冊の本が現れた。
そして、その本が禍々しい気を放ち開いたかと思うと、その雰囲気とは反してどこか可愛らしい蛙が現れた。


そしてアクロはぽつりと一言。

「…ミスト…」


その瞬間、蛙はその頬に何かを貯めたと思うと、一気に緑色の霧をあたり一面に吐き出した。



「くそ…なんだよこの霧っ…!」
「こんな霧ぐらい屁じゃないよッ!行っちゃいな!アタシの分身達っ!!」

『アイアイサー!!』


そういって、いっせいに霧も飛び込むミケの分身達。

そういって、中でなにやら見えない中での戦いが始まったと思うと、それもしばらくして物音が途絶え…更に緑の霧の領域がその範囲を増してきた。

「ぐ…!?いったいどうしたんだ、アタシの分身達…」
「霧でよく見えないが…中でアクロにやられちゃったとか?」


「もうアタシが直接…『ダメだ!この霧の中じゃちぇり姉に殺してくれって行ってるようなもんだ!』
そういってミケをとめるツヴェ。
ミケのすばやさは相当なものなのをパッと手で止めたあたり、ツヴェも盗賊、瞬間的に止めた。

「何だよ・・・ツヴェ止めないでっ!」
「…これって確か、火魔のスキルの”ミスト”
 だが、名前はミストなだけでその正体は毒の霧だぞ?」

「……!!」
絶句するミケ、ツヴェが止めて否ければ、戻ってこない分身同様の末路をたどっていたか…と思うとぶるりと身震いをさせた。

「文字通り、手も足も出せないとは…分身は出したけどな。」
両手を広げて方の上にあげ、まさしくお手上げのツヴェ、だけどミケはあきらめきれなかった。

「クソっ、この霧さえ払えれば!!」
「ちぇり姉がエクスプロージョンでもつかってくれれば、爆風で霧もどっか行くかもなのになぁ…」

「爆風…そうか!」
# by mar_cancion | 2008-11-25 09:08 | スクルファー

えーっと押し絵UPのお知らせ BYすくる_f0001552_9483910.jpg
この度ひまだったので押し絵をかいてみました。

アクロ姉さんにはかないませんが、まぁ気休め程度でww

絵はアクロ姉さんですw
どこにUPされてるか、さがしてみてくださいw



押し絵UPのお知らせ BYすくる_f0001552_9385376.jpg


ちなみにデカすぎたから縮小して本編にUPしてます( ̄▽ ̄;)アハ
# by mar_cancion | 2008-04-24 09:49

魔法使いを目指して13


「スキル自体の説明は本に書いてあるとおり、あとは自分が習得したいと思ったスキルの先頭にある模様を軽くなぞるだけなんじゃ…そういうふうにな。」

そういって、ハインズはどこからか、別の本を取り出して模様をクルクルと慣れた手つきでなぞると、スキルの文字が光はじめた。
「そして、そのスキルを習得もしくは上達したいと念をこめる。」

軽く目をつぶったかと思うといきなり本の一部がまばゆいばかりの光を放ち、クラルは思わずめを細めた。
まぶしい視界の中でクラルが見たもの…
それは、文字が次々に空いた余白の部分に炙り文字のようにどんどん浮かび上がっていたのだ。
そして、光が収まるころには、詠唱文がはっきりと記されていた。
一息おいたあと、ハインズはクラルのほうをみて「どれ、かんたんじゃろう?」と笑って見せた。

目の前で起きた魔法習得のための動作が何かの儀式かの用に見えたクラルは、一段と目を輝かせて本を見つめていた。
しかしハインズは、人差し指をピンとたてて、1つ注意があるといった。
「この浮かび上がった詠唱文は、その人専用の文章。すなわち、他の魔法使いの先輩から本を借りても使えないから覚えとくんじゃぞ?あと、詠唱文を途中で中断すると、中断の仕方によっては魔力が暴発するから、最後まで詠唱に専念すること。」

その忠告にハイ!と元気よく返事をするが、全部果たして理解できているのかとハインズは不安になった。
# by mar_cancion | 2008-03-25 20:12 | 別作

小さな記憶

小さな記憶_f0001552_956435.jpg
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今回はスクルが考えた
ミケ・ツヴェvsアクロの小説の続きを
非公開でUPします^^;
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ミケの分身が一斉にアクロめがけて飛び掛る。

「…いやぁッ!」
身を縮め息を詰まらせる、そのときアクロが何かを思い出したかのように、一瞬ひるんだったのだ。

「!?」

しかし、アクロは目をキッとさせ、再び元のアクロに戻ってしまった。
だが、たった一瞬のアクロの異変にもミケは気づいてしまった。

 今のアクロの様子…なんかおかしい!
 昔、シーブースかけたってあんなに怖がるどころか笑ってテレポートで逃げてたのに…

 もしかして、拉致されるときのことを体が覚えていたのか…?


「俺もミケに見習って、分身でも作るかな?
 ―・・・いくぜっ!シャドーパートナァァァッ!!

そういって、考えこむミケをよそにツヴェは青い石を出したかと思うと、いきなり背後に黒い魔法陣のようなものが浮かび、それともに文字通り、ツヴェールのそのものの”影”が具現化されたのであった。

「なにさ?そのスキル…」
「おいおい…同じ盗賊なんだから、ミケぐらいには知っておいてほしかったなぁ…」
そういい苦笑いな様子のツヴェ、
ミケは専門が違うんだから仕方ないでしょと悔しそうな顔。
 
「このスキルは、俺自身の”影”に意思を持たせて、俺の攻撃を助けてくれるんだ。もっともコイツ自身は影だから、攻撃を受けないし、影だから俺とまったく同じ行動をとる…。」
「つ・ま・り、攻撃力が二倍になるってこと?」

大体の効果が理解出来たのか、話に割ってはいる。

「・・・大体そういうことだ、俺が攻撃受けたら影も攻撃を受けるけどな。」
「あー。」
そういって、少し目線をそらす。

「…ってことはツヴェへのツッコミも2倍必要なのね?あぁ、なんて面倒なスキル」

『大きなお世話だ!』

そのツヴェの突っ込みと、出来立ての分身の突っ込みがまったく一緒の動きをしたのはいうまでもない。
# by mar_cancion | 2008-03-21 03:53 | スクルファー

迫りくる白の恐怖

「さてと……逃げますか…っと。」
妙に落ち着いた口調のユエ
しかし、事態は雪崩発生と言った緊急事態

あおぼーはまだ状況を信じられず、すくるにいたっては身動きさえとれないほどに固まって、ユエの肩に担がれていた。

「…そういや俺、マスカットすきなんだよね♪」
「ユエ兄ぃ!そんなこといってる場合!?」

いつもならすくるの突っ込むところなのだが、当の本人はもはや「すくる」ではなく「するめ」に近い放心して約立たず状態だった。

「あおぼー。」
「…何!?」

唐突な呼び掛けに、の今度はいったいなんなんだという剣幕なあおぼー。


「…コレやっぱ邪魔だわ♪」

そういってユエはニッコリと微笑んだ。

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# by mar_cancion | 2007-02-23 10:09 | スクルファー